園主のこだわり

アイアイいちじくファーム

アイアイいちじくファームとは、世界中から集めたイチジク約300品種を栽培し、

常に美味しいイチジクを探し求める日本有数のイチジクコレクターが園主となり、

【イチジクだけを専門に扱うイチジク専門農園】です。

栽培にかかる手間やコストは度外視、美味しさに徹底的にこだわる!】

  • 殺虫剤・殺菌剤(農薬等)は使いません。圃場全体をネットで囲み物理的に害虫の侵入を防いでいます。
  • 化学肥料は使いません。化学肥料を使うと僅かな雑味が気になります。それにSDGsの観点からみても二酸化炭素を大量に放出するのでNGです。
  • 動物性堆肥は使いません。牛糞・鶏糞などの堆肥を与えると実が大きく甘くなるのですが、堆肥特有のいつまでも口に残るくどい甘さが強調されます。どの品種も同じような味になるのでそれぞれの品種がもつ個性を楽しむことができません。
  • 用水路の水は使いません。用水路の水には他の畑等から流れ出た肥料や農薬が混入している可能性がありますので、代わりに自力で井戸を掘りました。
  • 竹チップを大量に投入しています。竹害で困っている神社から竹を伐採してきて、竹炭と竹チップをつくり圃場全体に投入しています。地中の微生物を活性化することによりイチジクの樹が強くなり美味しい果実を付けてくれます。
  • すべてのウネに白色シートを張っています。白色のシートを張ることにより太陽光が反射して光合成を促進し、より美味しくなります。
  • すべての枝を上から吊り固定しています。これにより枝の間隔が広がり太陽光が良く当たるため光合成が促進します。枝を固定することにより横風の影響を受けにくくなり、果実にキズが付くのを防ぎます。
  • 雨除けトンネルを設置しています。イチジクは雨に当たると水っぽくなり味がぼやけます。ブドウ栽培などに使う雨除けトンネルを設置する事により果実に直接雨が当たるのを防いでいます。

【 出荷前のひと手間】

早朝に収穫されたイチジクはすぐに選果場に運ばれ、      『紫外線赤外線光消毒機』と呼ばれる機械を通し、消毒されます。

この工程により、表皮に付いた細菌類を殺菌します。

これは賞味期限の短いイチジクの日持ちを良くするためと、安心して皮ごと食べていただくために行っています。

【イチジクは皮ごと食べることにより“スーパーフード”となります。】

イチジクが不老長寿の食べ物と呼ばれる所以は、以下の栄養成分が含まれているからです。

女性に必要な栄養素が多く含まれています。

  • 植物性エストロゲン 大豆イソフラボンのように卵巣ホルモンに近い働きをする植物性の物質。卵巣ホルモンが不足すると、更年期障害やPMS(月経前症候群)など女性特有の症状の原因になる。また、骨の形成を活発にする働きをもつため、減少すると骨粗鬆症の原因にもなる。
  • ペクチン 便通を整えて便秘を予防する働きが期待できる。コレステロール値や血糖値の上昇を抑える。糖尿病・高血圧など生活習慣病の予防・改善効果も期待できる。
  • カリウム ナトリウム(塩分)を体外に排出、血圧の上昇を防ぐ。また、体がむくむのを予防する効果も期待できる。
  • カルシウム 体重の1~2%(体重50kgの成人で約1kg)含まれる生体内に最も多く存在するミネラル。骨や歯などの硬組織の形成に必須となります。
  • マグネシウム 多くの酵素を活性化して生命維持に必要なさまざまな代謝に関与しています。
  • 鉄分 不足すると貧血を起こすため積極的に摂る必要がある。
  • フィシン 皮に多く含まれる。たんぱく質を分解する酵素で、食後に食べると消化を促進。アレルギー体質の方は、口内にかゆみや違和感を起こすことがあるので皮をむいたほうが良い。
  • アントシアニン ポリフェノールの一種で抗酸化作用があり、活性酸素の発生や働きを抑制、活性酸素を取り除く物質。大量の活性酸素は、動脈硬化・がん・老化・免疫機能の低下などを引き起こす。
栄養成分いちじく 生(可食部100g当たり/約1個あたり)
カロリー57kcal
水分84.6g
たんぱく質0.6g
脂質0.1g
炭水化物14.3g
灰分0.4g
カリウム170mg
カルシウム26mg
マグネシウム14mg
リン16mg
0.3mg
ビタミンB10.03mg
ビタミンB20.03mg
ナイアシン0.2mg
葉酸22μg
水溶性食物繊維0.7g
不溶性食物繊維1.2g
食物繊維総量1.9g

出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)

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